第1夜 異世界 1/2/3
痛みを感じる前に、光と、誰かの声が、聞こえた気がした。私を喚(よ)んだ人―――金の髪の青年。
第2夜 条件 1
ここは異世界、リィンバウム。「責任感じてるなら、ひとりにしないでくださいっ……!」
第3夜 応えたのは、私 1/2
笑うようになったこの少女は、本当にあの夜と同一人物なのだろうか……?「……迷惑かけているのは、僕の方なのだから……」
第4夜 つなぐもの 1/2
「隊長とデートに行くんだって?」聖王都で垣間見た存在。彼女の思い。そして得た、つながりの証。
第5夜 約束 1/2/3
傷つかないで。どうか無事でいて。私を、ひとりにしないで……。湿原に響く叫びと、光。喚ばれたのは小さな救世主。
「死んだら……君との約束を、破ってしまうんだよな」
閑話1 召喚獣のマナー? 1
それは、いつもと何ら変わらない朝のはず、だった。「誰だ――――ッ彼女に変なこと教えた奴は!!??」
第6夜 離れた手 1/2
何も出来ない少女のままなら……それが、彼の願いだったのに。闇夜の霧に、彼女が、消えた。
第7夜 月下の来訪者 1/2/3/4/5
港町で触れたのは、泣きたくなるほど深い深い、優しさだった。――月明かりの下、離れて気付かされる存在の重み。
「君を、離したくないんだ――……」
第8夜 とまどい 1/2
言葉と唇に、ただただお互い、戸惑うだけで。「やっかいな感情だよ、本当に……」
――見えない月のように、隠すしかないのだ……この、想いは。