幕間 かげふみ 1
静かなデグレアの夜。幕が開ける前の、それは最後の安らぎの時間。幸せの予感に微笑みあう小さな恋人達を照らす表の月。嘆きの予感に笑み狂う悪魔達を照らす裏の月。
「せいぜい役に立って貰いますよ……ねぇ、イオス、さん……」
第17夜 ビショップ・ブラッド 1/2/3/4
与えられた任務を受け入れる者、拒む者。 世界はここからほころび始める――淡い想いを犠牲にして。「教えて頂けませんか? 貴女の本当の名を」
「私はもう、この世界にはいられないかもしれません……」
第18夜 恋獄 1/2/3
彼にとってそれは裏切りにも等しく。愛しいからこそ、想いは刃となり互いの心を傷つける。「思い知らせてあげるよ。君が、どれだけ無力かを」
「あなたが私を嫌いでも、……私は、あなたが」
第19夜 鎖と籠の鳥 1/2/3/4
知らなかったのは彼の罪。受け入れたのは彼女の罪。光届かぬ地下牢にて。黒の旅団を手中に収め、銀の悪魔は満足げに哂った。
「――貴女はもう、私のモノなのですよ」
第20夜 告白/独白〜彼女の理由〜 1/2/3
廃墟の村で明かされる、それぞれの想い。過去の世界で叶わなかった望みを、彼女は静かに打ち明けた。「君が悲しいと思うなら、それは本当に辛いことなんだ。……誰かと比べるものじゃない」
「どうしてわたしは、見返りがなければ、愛してもらうことが出来ないんだろうって――……!」
閑話4 シエルの果て、アビスの手前 side i / side y
闇色の道を歩き出すまでの僅かな時間。二人が胸に秘めるのは、異なった決意の形。「その時は、迷わず僕を殺せ」
「……本当は、喜んでいる。……この力を」
第21夜 ゲイルとマリオネット 1/2/3/4/5/6
異形が眠る封じられた遺跡で彼等は知る。過去を、彼女を、歌う彼の横顔を。「――『鍵』よ、貴女もそれを望みますか?」
「必要だったのです……この世のモノではないニンゲンがね」
第22夜 エスケープ 1/2/3/4/5 ※以降未完
「――駆け落ちしよう、ってことなんだけど」少女を護るために、彼は決意する。つかの間の夢の果てにふたりが辿り着く場所は。
「捨てられないでしょう? ……私以外の、護りたいものを」
第23夜 処刑台のマリア
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